和硯 雨畑硯 雨畑真石・硯13.6×7.8×2.1cm
=☆= 甲州雨畑硯 =☆=
歴史
元禄3年(1690年)、雨宮孫右衛門が身延山参詣の途中、富士川支流の早川河原にて黒一色の流石を拾い、これを硯にしたことが始まりとされています。
以来、硯づくりの研究が重ねられ、天明4年(1784年)に、将軍家へ献上したことから、その名が広く知られるようになりました。
中国硯にも勝る良石として高く評価され、代々数多くの硯工を輩出。現在までその高い品質・技術が伝承され、作り続けられています。
特徴
黒石の緻密な粘板岩は石むらがなく、鋒ぼうと呼ばれる均一な石の粒子が程よく墨をかみます。