サンタマリアノヴェッラはイタリア・フィレンツェで誕生し、その歴史は13世紀まで遡ります。
修道士たちが人々を癒すために草花を育て、調合した事が始まりと言われています。
この修道院がのちのサンタ・マ リア・ノヴェッラ教会になりました。
ナポレオンを始め、フィレンツェの繁栄を築いた王侯貴族御用達のブランドとなってからも修道士たちが作り上げてきた手法を受け継ぎ、当時のレシピに基づいて生産されています。
自社工場内では最先端の設備を導入していますが、一部の製品は、現在でも1つ1つ手作業で作られています。
イタリア本店の創りは重厚で圧倒的な存在感、幻想的な店内には様々な商品が陳列されており、圧巻です。
丸一日いても全く飽きが来ず、幸福感に満たされます。
店員の方の知識は勿論の事、愛社精神、歴史的造詣の深さに訪れる度に感銘を受けます。
天然原料に拘った製法で作られた商品はいずれも温かみが感じられ、天然栽培の草花や天然油脂を使用している為、気候や土壌、花の出来などにより、香りの強弱や色の濃淡など個体差が生じる場合があるという今の時代には珍しく、だからこそずっと存続して欲しいと強く感じます。
こちらはパチューリの香りのコロンです。
パチュリ、パチョリ等とも言われますが、シソ科の植物、ハーブです。
アロマオイルがお好きな方には馴染み深いかもしれませんし、香水ではスモーキー、ウッディ系のミドルからラストにかけて調合されることの多い香りです。
単体では好みが分かれる個性的な香りですが、私はとても好きです。
ある方は墨汁のような香りと言い、またある方はオリエンタルでエキゾチックな香り、別な方はスモーキーな大人な香りと表現しました。
こちらを纏っている方にすれ違ったら、私なら振り返ります、、と言うくらい蠱惑的な香りです。
単品は勿論ですが、ローズ系、シトラス系、フローラル系とコンバイニングすれば、甘さを抑えた土っぽい野性味ある香りに変化するかと思います。
ぐっと大人な香りに変化します。
こちらは香水ショップにて1月に購入したうちの1本です。
1.5mlの容量が充填されております。
キャップはございません。
自宅の冷暗所にて保管しておりますが、あくまでも個人保管です。
その辺を気にされない方にご興味をお持ち頂けると嬉しいです。
お値下げはご容赦下さい、