■アマチュア無線の測定器関連本
①無線と実験別冊 アマチュア無線の測定技術
②自作できる測定器 バルボルからオッシロまで
発行:誠文堂新光社
①昭和43年(1968年)8月20日発行 初版
②昭和42年(1967年)4月10日発行 第2版
①について
・当時市販されていた測定器の内、アマチュア無線に使える機種について、その動作原理、回路図とその解説、測定方法等について記載されています。記載された製品自体は恐らくもう現存しないと思われるので、使用法マニュアルとしては価値はありませんが、測定器の設計の仕方や、実装上のTIPSの参考にはなると思います。
②について
・アマチュア無線で役立つ測定器の自作についての解説本です。オシロスコープまで自作していた時代であり、ミリバルとかバルボルの意味がわかる方にとっては、懐かしい記事だと思います。
・こちらも真空管を使った機器の製作が中心のため、今の時代でそのまま作ることは難しいと思います。したがって、本書の使い道としては、手持ちの部品で何か小物を作ってみるとか、昔を懐かしむとかが現実的かと思います。
・いずれも50年以上前の本のため、黄ばみ、シミ、折れなどがあり、状態としては良くありません。その点はご了解ください。記事を読んだり回路図を読み解く分には問題はありません。